リーダーとは

イメージしてみましょう!
犬の群れのリーダーは、どのような犬で、どのような行動をとるか?
貴方は、リーダーとしてふさわしい行動をしていますか?

リーダーは群れの中で、すべての犬を支配し、周りを警戒しながら、危険を察するととるべき行動を率先して行います。
つまり、リーダーは力強く何事にも動ぜず、的確な指示や行動で群れを統率します。

こんなしつけはしていませんか?

例えば、お座りを教える場合

「はい。お座りして。 お座り! お座り!」などと言いながらしていませんか?
アウト!です。

それは、なぜか?
こんな弱いリーダーはいないからです。
犬のリーダーは「ワン!」の一言で群れに指示を与えます。
しかも、力ずよく、大きな声で。

甘噛みをしている子にしつけする場合

「痛い! 痛い! ダメ!ダメ!」などといいながら鼻を弾く。
これじゃアウト!です。
危機感もなく、力強く鼻を弾くこともできません。
大きな声で「ダメ!」と気合を込めて声を発し、すぐに力強く鼻を弾く。
すると、声で驚き噛むのを止めて、鼻の痛みでダメなことを認識します。

リーダーらしく力強くなってきましたね!

しつけをする人は、常に迷いなく毅然と気迫をもって力強く行います。
オロオロしていたり、慌てたりすることなく平常心で落着いて行うことで従います。
怖がったり、慌てたりすると犬は察知して、落ち着きがなくなり命令には従いません。
それは、信頼できず、すべてを任せることができないためです。

信頼関係ができると、犬はリーダーの声や行動に敏感になり、合図や号令を発すると敏感に反応します。
そして、お互いの目をみることでコミュニケーションがとれるようになります。

貴方はリーダーになれましたか?
犬の群れを守る、優秀なリーダーになりきりしつけを行いましょう!

リーダーの宣言

私は強い、何事にも動じない、信頼できるリーダーです!

常にこの言葉を思い浮かべてしつけを行いましょう!
必ず優秀なリーダーになれるでしょう。