トイプードルのしつけ

トイプードルのしつけは性格にあったしつけを行うようにしましょう。

しつけは、心構えが重要です。
最初から、愛情のみを注いでも、飼い主さんはリーダーにはなれません。
しつけの基本は、まずリーダーと認識してもらうことから始めます。
すべてのしつけは、リーダーになれていないとうまくいきません。
逆に、リーダーとして認識さてれいると、しつけは成功したようなものです。
リーダーになるには、犬のリーダーをイメージしてみましょう!
犬のリーダーとは?

トイプードルを迎えたら次の順番を頭に描き、毅然とした態度で対応します。


1.信頼を得る
2.尊敬を得る
3.愛情を注ぐ

しつけのテクニックは、それほど重要ではありません。
しつけの方法を学ぶ前にしつけの基本を理解することが最も重要なのです。

トイプードルのしつけは生後2ヶ月頃から行います。

最初に「お座り」「伏せ」「待て」を徹底的に教えます。
この3つを教えることで外出しても安心です。
よく見かける「お手」「おかわり」などはコミュニケーションをとるためのもので実践的にはあまり役には立ちません。

「お座り」「伏せ」「待て」のしつけ方法

食事の前に行います。
子犬の頃は生後4ヶ月まで3食に分けますので、1ヶ月(3回×30)90回を繰り返し教えることでマスターします。
通常は1週間程度で覚えますが繰り返し行いましょう
「お座り」は目を見ながら、首を軽く持って腰を強制的に押さえて座らせます。
「伏せ」は前足を持ち前にだして、押さえて伏せさせます。
「待て」は、顔の前に手をだして動こうとしても、腰を押さえて待てるまで食事をあげまません。 
大人しく、動かなくなったら食事を与えてあげましょう。

鳴いても無視しましょう

サークル等で飼育される場合は、「キャンキャン」と合図し出してほしいとアピールしますが、無視するように心がけてください。
要求に応えるとわがままで言うことをきかない子になってしまします。
通常は15分間くらいで諦めますので我慢してください。
鳴きやんだらだしてあげるように心がけてください。

その他、来客や突然の無駄吠えのしつけとして無駄吠えをすることがいけないことだと認識させるため、無駄吠えをしたら首を指で押すか、手で首を掴み、「ダメ!」などと号令をかけて止めさせる。
吠えるたびに同じことを行い、吠える前に察知して行うとさらに効果的です。
静止させたあとはお座りや伏せをさせて穏やかに落ち着かせるようにすることで改善します。

飼い主さんをリーダーと認識しない場合 ★かなり重要です

飼い主さんをリーダーと認識しない場合は、しつけの方法として次の方法があります。
しつけがうまくいかなかったり、言うことを聞かない場合に行います。
しかしながら飼い主さんがしつけを諦めたり、自信ない場合は犬もそれを感じ従ってはくれません。
リーダーは感情的にならず常に冷静で毅然とした断固たる態度が求められます。

まず子犬を裏返しお腹をみせる状態にして、頭を左に置き、左手で首を押さえます。
この時、首は絞めないでください。
手のコの字にして首を床に押さえる感じです。(犬が首を噛むしぐさのように)
親指と人指し指で前足の付根を掴むとやりやすいです。
右手でお腹と胴体を押さえます。(犬が上に乗り抑えつけるように)
抵抗するようですと、首を押さえている左の手を揺さぶります。(首を噛んで振るような感じ)
大人しくなり右の手を離してもじっとしているようですと完了しますので「よし」といいながら手を離してあげてください。
このときに、飼い主さんの力強さを実感し従うようになります。

頻繁に行うよりもここ一番のポイントで行う

おやつ

おやつ生後3ヶ月から、通常のドッグフードを与えてからあげてください
あくまで主食は、ドッグフードですので与えすぎるとドッグフードを食べなくなりますので食後に与えるようにしましょう。
また、おやつはしつけをするときに有効ですので困ったときも解決します。
例えば、トイレのしつけがうまくいかないときでも、指定の場所でトイレをできたときに与えます。
このように、何かをした後におやつがもらえると認識すると、大抵のしつけはできるのです。
おやつは、ドッグフードではとりにくいカルシウムやコラーゲンなどサプリメント的な物を与えてください

指示に従ったらよく褒める

飼い主さんに大切なのは信頼、尊敬、愛情です。
トイプードルも寂しがりやさんが多いので、できるだけスキンシップをとりながらきちんとできたときや穏やかな時ははオーバーなくらい身体をなでて褒めてあげてください。
また、抱っこも大好きな犬種ですのでできるだけスキンシップをとってあげてください。
よくあるご質問Q&A トイレのしつけ 甘噛みのしつけ 食糞について 無駄吠えのしつけは性格によりしつけは変わる
トイプードルのしつけは性格により変わります。
叱って止める子と逆に凶暴になる子がいます。
基本的には叱ることを無視することに変えると大抵はいうまくいきます。
あまり叱りすぎると、逆に凶暴になる子もいるため人間同様に褒めて教える子、叱って教える子を見定めてください。
よく「しつけはできていますか」という質問を受けますが生後2ヶ月未満でトイレ以外は少々無理があります。
また、しつけはしつけ教室で行ってもマスターするわけではありません。
しつけ教室で飼い主さんが教わったことを、飼い主さんがマスターさせなければ意味がありません。
自分の子供を学校や学習塾に任せてなにもしないと一緒です。
基本的には、飼い主さんから教わったしつけは、生涯忘れないでいてくれるでしょう。

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