流通過程で子犬の2万5千匹が死亡

2017年1月27日のYahooニュースでも紹介されていたが、2015年のデータによると、国内で販売されている85万匹のうち3%にあたる
2万5千匹が流通過程で死亡していたことが判明した。

衝撃的なニュースです。
実際に子犬死亡数を聞くと想像もできないくらいの数です。
ここで、流通過程とは、どのようなケースがあるのか整理しておきたい。

1. ブリーダー → 子犬市場 → 仲介者 → ペットショップ →お客様
2. ブリーダー → 仲介者 → ペットショップ → お客様

主にこの2つのケースが考えられる。
もちろん、仲介者が一人の場合と複数の場合も存在する。
このような流通の過程で何が問題なのかを解説していきます。

まずブリーダーから子犬市場、仲介者に渡ると他の子犬と間接、直接を問わず接触することとなります。
その中で子犬が多く発症するウイルス感染があると、免疫の弱い子犬に感染していきます。
流通過程が多いほどその危険に多くさらされることとなります。
運よく感染せずにペットショップたどり着いても、他の流通過程から跡から入ってくる子犬により感染していまうケースが後を絶ちません。
運悪く、感染後の潜伏期間中に子犬を迎え入れると、しばらくしてから自宅で発症し死亡し、トラブルとなるケールがあります。
このように、ウイルスや皮膚病などに感染する危険な期間が流通過程なのです。

ブリーダーが直接販売する理由

ブリーダーが直接販売する理由は、流通過程をなくすためです。
ジュンナパークでは、外からの子犬の出入りがないため、ウイルスなどの感染症となる原因が排除されているのです。
そのため、安心してお迎えいただけるのです。

石川県でも、展示館で大量に子犬を展示し、販売する業者が来ることがありますが、私は近づきません。
このような催しがあるときに、子犬の感染症が流行するからです。
間違っても犬、猫を飼育されている方は、接触しないでください。

また、ジュンナパークでは、他の子犬と接触してからのご見学はお断りしています。

ご見学時は、他の子犬の接触がなくクリーンな状態でお越しいただけますようお願いします。