トイプードルのブリーティング

ジュンナパークは、トイプードルを自家繁殖しています。
純潔のトイプードルでも、出身地や誕生過程においてのブリーティングにより容姿は異なります。
自家繁殖の楽しみは、自分の好みの容姿に完成させることです。例えば目を大きくし、鼻を短い子にする場合は目の大きい者同士で掛け合い、そして誕生した子犬の中でも目が一番大きい子にお鼻の短い子を掛け合わせます。
そして、誕生した子の中で一番目が大きくお鼻の短い子に、さらに改良を加えるため同様の容姿に近い子を掛け合わせてお互いの長所を延ばす掛け合わせにより改良していきます。
このようにトイプードルの自家繁殖は、ブリーダーにより特徴があります。母親より父親が非常に小さい子と掛け合わせることをよく聞きます。
しかし、ほとんどの場合は母親の胎内で育つ子は母親サイズが生まれてくるといっても過言ではありません。
自家繁殖は、にわかに掛け合わせを変えても固定化されないのです。
代々に渡り改良を重ねていくのです。
ジュンナパークでは、質の固定化を図るため、高い血縁係数の交配を避けラインブリードを意識して繁殖しています。
理想のトイプードルの完成まで探究していきたいと思っています。

インブリード・アウトブリード・ラインブリード

自家繁殖の中でもインブリード・アウトブリード・ラインブリードがある。

アウトブリードとは、5代祖において共通の祖先がなくまったく違うライン同士の掛け合わせです。
主に欠点を補う場合や、改良を行う場合に行われることが多いが、質がバラバラで安定しない。

インブリードは1代祖〜2代祖の近親交配です。
美点の強化を行う目的で行われるが小型化、生殖能力低下、免疫機能低下などの課題が残る

ラインブリードとは共通の祖先が5代祖に含まれており、インブリードを除いた交配です。
完成度が高くよく行われます。
この場合、欠点の改良は時間がかかりますが質は安定します。
このように、それぞれの長所、欠点はあるがインブリードに偏った自家繁殖はさけなければならない。