トイプードルの鼻の病気

動物病院

鼻炎    副鼻腔炎   蓄膿症   

鼻血    鼻粘膜腫瘍   ウィンターノーズ


トイプードルの鼻炎

水っぽい鼻水や、粘り気の強い鼻水やくしゃみを伴う。
ウイルスや細菌感染、アレルギーが原因となり鼻の粘膜が炎症を起こす状態になる。
アレルギーの場合は、原因をつきとめて排除する。
ウイルスは定期的なワクチン接種を行い予防に努める。

トイプードルの副鼻腔炎

副鼻腔炎は、おもに鼻炎が慢性化した場合に引き起こり、鼻血が出たり、鼻の周囲が腫れる。
やがて苦しそうに口をあけて呼吸したり、目やにが出るなどの症状が現れる。

トイプードルの蓄膿症

鼻の粘膜の炎症で鼻炎を放っておくと、鼻の奥の副鼻腔まで広がりひどくなると蓄膿症になります。
粘りのある鼻汁が出て血が混じったり、鼻の上が腫れてきたりします。

トイプードルの鼻血 

頭や顔の打撲や骨折、鼻の中の腫瘍、血液の病気、中毒あるいは感染症などが原因で出血する。
軽い場合は安静にしていると、鼻血は止まるが、止まらない場合は血液検査が必要。
原因をつきとめて内科療法、外科療法を行う。
鼻に詰め物などは行わないようにする。
頻繁に鼻血を出す場合は、できるだけは早く動物病院で検査をする。


トイプードルの鼻粘膜腫瘍

鼻の粘膜に腫瘍ができ、鼻水がでたりくしゃみをしたり膿のような鼻汁や鼻血が出る。
この病気は早期発見、治療が最も有効です。

トイプードルのウィンターノーズ

ウィンターノーズはスノーノーズとも呼ばれ、病気ではないが季節により鼻の色がピンクになったりする現象です。
典型的なのは、トイプードルが夏は黒い鼻だったのが冬にはピンクになります。
これは紫外線の量で左右されるようです。
冬は雪や気温が低く、日照時間も少なく、外で散歩の頻度が減ります。
そのため鼻の色がピンクになったりするのです。
夏に外で遊ぶようになると黒くなります。
黒くならない場合は別の原因です。